はじめに
今回は基本的なシャボン玉道具のバブルリングの作成方法を解説します。
この道具は「バブルリング」「ポイ」などの名称で呼ばれます。
たくさんのシャボン玉を作ったり、大きなシャボン玉をつくるには向いていないのですが、手持ちで操れるバブルリングは繊細な動きが可能なので、私の場合は室内でのバブルパフォーマンスを行う際に重宝しています。
また小さなお子様用、ご自宅用のシャボン玉道具を自作したい場合などもご活用いただければ幸いです。
以外ときちんとした作り方を解説している情報(ソース)がネット上でも見当たらなかったので詳しく解説していくよ。

準備するもの
袋打ち紐(空洞紐)
まず第一前提として使用するのは綿紐がよいです。
コットン製の紐のことですね。天然素材であるコットンは数珠状の丸がたくさん並んだ繊維構造をしています。この繊維の中心部分は空洞になっており化学繊維に比べて、より多くの水分を吸収してくれます。世界中のバブラー(シャボン玉愛好家)も、そのほとんどがコットン製品によって自前の道具を作成しています。
次に中が空洞になっている袋打ち紐(空洞紐)を使用します。後ほど説明しますがこの空洞部分に針金を通してシャボン玉リングを好きな形や大きさに造形していきます。
空洞部分に針金を通すことを考慮して7㎜~9mmくらいのサイズの紐を私自身は愛用しています。ネットで調べると様々なサイズの紐が購入可能です。

私は上記写真のような「袋打ち紐」と「平打ち紐」の二つの要素を持っている製品を愛用しています。
針金
リング本体を造形するために使用します。

ただしスチール(鉄)の針金はNGです。液体であるシャボン玉液に触れる訳ですから当然サビがでますので…。
ホームセンターに行くとサビ防止のために塩化ビニルでコーティングされた針金があります。ない場合はステンレス針金でもOKですがコーティング針金の方がよりベターです。
私は針金を曲げる加工を手で簡単にやりたいので直径2.5mm程度のビニル被膜針金を使用しています。強度と加工のしやすさのバランスのとれているサイズ感だと思います。
袋打ち紐の中に針金を通す訳ですからお互いのサイズを確認して購入してくださいね。
丸棒
持ち手になる部分です。お好みの太さ、お好みの長さのものを購入してください。
ホームセンターの木材売り場で購入できます。
ビニル製の丸パイプでも代用OK。
作り方
まず最初に袋打ち紐の中に針金を通していきます。
続いてシャボン玉リングの形を造形いていきます。今回はオーソドックスな丸形を作っていきます。ハート形や、スクエア型(四角)、星形など造形もいろいろ試してみてね。
かなり雑ですが基本の形になります。綿紐をわざと長め(リング上部まで)にカットしてあります。シャボン玉液の吸水効率を高めるためです。

あとは準備した丸棒を上記のリングに結合すれば出来上がり。
最も簡単な方法はお互いをビニールテープで固定するやり方。
ぜひ試してみてね!
それでは素敵なシャボン玉ライフを。