はじめに
世界中のシャボン玉愛好家の知識や経験が集積された「soap bubble wiki」というサイトがあるのは皆さんご存じでしょうか?
このサイトの中には世界中から集約された素晴らしいシャボン玉液レシピが数多く公開されています。今日はこの「soap bubble wiki」の創設者でもあり、世界的にも有名なバブラー(シャボン玉愛好家)である、エドワード・シュピーゲル(Edward Spiegel)のシャボン玉液レシピをベースに説明していきます。
エドワードが開発した「Guar gum based bubble juice」(グアガムベースバブルジュース)に関してはこちらに添付しておきますので、気になる方はのぞいてみてください。
以下、私が説明するシャボン玉液の作り方は上記のレシピを元に少し改案してあります。
実際に作成してみて非常に優れたシャボン玉液レシピだったのですが…増粘剤としてPVA(ポリビニルアルコール)を加えたほうが、より安定したシャボン玉ができるような気がしました。
グアガムを使用したシャボン玉液の作り方(改案:シャボン玉おじさん)
用意するもの
・水道水
ご家庭のもので問題なし。50℃前後のお湯であれば成分が水和しやすい
・グアガム
どの商品でも問題なし。通販で購入可能だが、安価すぎるものは純度の低い粗悪品の可能性もあるので避けること。
・食器用洗剤
少なくとも界面活性剤成分が28%以上のものを使用すること。国内製品だと「チャーミーマジカ酵素+」がオススメ。
・アルコール
液体のもので無水アルコールか、消毒用アルコールを使用する。ジェルタイプの商品は避けること。
・洗濯のり
必ず「PVA」(ポリビニルアルコール)と表記があるものを使用。個人的には「ハイクリーチ」という商品がおすすめ。
作り方
- まずコップ(200ccくらいの容量)のような入れ物にグアガムを小さじする切れ4杯をいれます。
- グアガムを計量したら、スプーンでかき回しながらアルコールを少しずつ加えていきます。アルコール量の目安はグアガムの粉末が隠れる程度です。アルコールを必要以上に入れすぎると失敗するのでご注意を!
- このグアガムとアルコールの混合した液体をバブラーの間では「スラリー」と呼んでいます。スラリーを観察してグアガムにダマが残っておらず、完全に溶け切ったサラサラの状態であればスラリーは完成です。
- 大き目のバケツに水を7リットル用意します。バケツの水をかき回しながら、③の工程で作成したスラリーを少しずつ加えていきます。コップの中にもバケツ内の水を注ぎ入れ全てのスラリーを入れます。
- ④の工程で出来上がったものに食器用洗剤800cc、洗濯のり750ccを加えて、よくかき混ぜたら完成!
完成したシャボン玉液は半日くらい寝かせて、スラリーの成分をしっかりと水和させた方が調子が良いようです。すぐに使うと何故か割れやすいんですよね…。
まとめ
冒頭でも記載した通り今回のシャボン玉液の作り方は
エドワードが開発した「Guar gum based bubble juice」(グアガムベースバブルジュース)のレシピを元にシャボン玉おじさんが改案したものであり、原案とは分量や作り方が違う部分があります。
原案の作り方が気になる方は「Guar gum based bubble juice」(グアガムベースバブルジュース)のレシピを一度覗いてみてね。
個人的に今回の改案は改悪にはなってないと自負しております。
それではみなさん楽しいシャボン玉ライフを!
