シャボン玉って何だろう?
現代人の抱えるストレス
皆さんはココロや、身体がおつかれ気味で悩んでいませんか?
長時間の労働、家事・育児、様々な人間関係など…
コロナウイルスの長期化もあり「私はぜんぜん大丈夫」という人でも、心のどこかではストレスを感じているのかもしれませんね。
ストレスに自覚症状がない…これが1番やばいです。
人との接触が厳しいご時世では、今まで普通にできていた「人とコミュニケーションをとる」というストレス解消方法が難しくなり
シャボン玉に限らずとも、自分1人で完結できる。心を開放できる。
そしてココロから楽しめる趣味というものがあれば、これからの人生を生きやすいのではないかなと思います。
シャボン玉おじさんの若いころ
僕はまだ若いころに、ひどく心が疲れてメンタルが折れている時がありました。
年若く、様々なストレスに対する耐性が未熟だったんですね。
今なら笑い飛ばすことができるようなことも、抱え込み、悩み、負のループに陥っていたんだと思います。
詳しくは割愛するけどキャパを超えた業務や、あらゆる人間関係など… とっくに限界を迎えていたにも関わらず、心を文字通り「無」にして生きていたんですね。
明日を迎えるのが不安で夜は数時間おきに目を覚ます、ご飯が喉を通らない、休日は1日中携帯を見て過ごす。
喜怒哀楽という感情が抜け落ちて、まったく人間らしい生活をしていませんでした。
そんな時間を浪費するだけの虚無な毎日を過ごしていた時に、たまたまユーチューブでみたのが「代々木公園のシャボン玉おじさん」でした。
「なんなんだ!このおじさんは…」失いかけていた好奇心が湧きました。
休日を利用して代々木公園に遊びに行き、彼のシャボン玉を見ました。
彼の周りには人を幸せな気持ちする不思議な力がありました。
ただシャボン玉を眺めているだけの時間に僕は救われました。
そして後に僕は「シャボン玉おじさん」になりました。
シャボン玉に救われた話
文字通り、シャボン玉に救われたんですよね。
大きな大きな歓声を上げて、シャボン玉を追いかける子供達、それを見守る大人…
子供から大人まで…日本人も外国人も。
そこにいた誰もが笑顔で「love&peace」を体現したような素敵な空間に僕は魅了されていました。
おそらく、その場所にいた誰もがボクと同じような感情を抱いていたのではないでしょうか。
とにかくすべてが圧倒的に素晴らしかったのです。
代々木公園のシャボン玉おじさんの道具をお借りして、シャボン玉を飛ばしてみると、心がフッと軽くなるような不思議な気持ちになりました。
代々木公園のシャボン玉おじさんとのエピソードはまた改めて…お伝えしますね。
なぜ、人はシャボン玉に惹かれるのか?
自己分身説
口吹きタイプのシャボン玉…僕も子供の頃によく遊んでいました。
自分の息を使って作ったシャボン玉って自分の分身のような気がするんです。自分の生命が吹き込まれているような…ね。
だから目で追っかけて、青い空に飛んでいくと自分も飛んだような気持ちになります。
「どこまでも飛んでけ~」ってね。
子供の頃のそういう気持ち…おじさんは、いまでも何となく覚えています。

狩猟本能説
これは、ある本で読んでひどく納得したんですよね。
空を舞うシャボン玉を追いかける行為は、「人間の狩猟本能」「破壊欲求」に訴えるもので、形あるものを破壊する行為は、特に幼児期の子供達には喜びなのだそうだ。
なるほど…なるほど。
確かに狩猟本能むき出しでシャボン玉を割りにいく子供達はどこかハンターの目をしているような気がする。。。